友達とランチ…時代と地域を超えて
地元にいる、上の子が1歳児の時から仲良くしている保育園時代のママ友から、推しのライブでそっち行くからランチどう?と連絡が来たので、久しぶりに会うことに。
昔の友達って、久しぶりに会っても昔に戻ったように話せるよね。
出会った頃は私が26歳、今はお互いの1番上の子が26歳、長い付き合い。
子供達が大きくなるにつれ会う機会も減っていたけど、会えば何時間でも話できる。
お互いの近況報告をしながら「私達、よく頑張ったよね」と労い、楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
「そういえばさ、去年スマホにSuica入れてみたんだけど全然使ってなくて、地下鉄でSuica使えるの思い出したから使ってみようと思うんだけど、大丈夫かなぁ。」
私の地元には地下鉄がない。公共交通機関でもSuicaが使えない。JRの改札でさえもピッてできない。
だから、私も転勤で引越してきた時には公共交通機関に乗るのに相当ドキドキした。
だから気持ちは良くわかる。
「地下鉄乗る時、Suica開けばいいの?」
いやいや、そのままスマホをピッてすればいいんだよ。
「そうなの?裏表どっち?」
いやいや、裏でも表でも大丈夫だから。
「えー本当に?」
ほら、そこの改札の光ってるところにスマホ当ててごらん。
ピッ。
「うわー!!本当だー!!すごーい!!!」
「じゃあね!ありがとね!またね!!」
と、彼女は満面の笑みでライブ会場へ向かって行きましたとさ。
めでたしめでたし。